バックヤードに入るとそこはまるで海外。日本人だけでなく白人、黒人のスタッフが共に働く。そこは…そう!福岡新宮に大型店舗を構える北欧の家具メーカー「IKEA」。空室対策でイケアとコラボしたいと考えた当社車掌が、宅建協会役員という役得(笑)を駆使、何とかその突破口をと、合同でのセミナー開催にこぎ着けました!
先の2月6日、車掌の情熱をご理解いただき(単に断りきれず?)
「IKEAに学ぶ、ローコストで行う空室対策の極意」と題して、宅建協会とイケアとのセミナーが実現できました!今回は宅建協会だけの参加者募集でしたが、2日で定員160名が一杯となるほど反響が多く、注目度も高かった様です。不動産各社も空室対策に頭を抱えている、何とかしたい!という現状がよく分かります。以下、宣伝意図は無しです(笑)。
(写真)イケアの家具はシンプル・機能的で低価格!
今回のセミナーは、ちょっとした家具設置でお部屋の印象を良くする(ステージング)という空室対策。「安いだけで質が悪い」や、「物はいいけど高い」というのはNGです。また学生さんから、ご高齢のご夫婦、女性の一人暮らしやファミリーなど、それぞれのライフスタイルに合わせた空間にできるかも、重要なポイントになります。それには価格・デザインもさることながら、単に家具(もの)の提案でなく「快適な毎日の暮らし」(こと)を提供する!というイケアの考え方に、さすが!の一言です。
それに「イケアまで行くのはちょっと遠いな~」とか思ってましたが、カタログ見ながらネットで注文も出来る点、まとめて支払える等の決済方法があるのも、普通の家具屋さんとは違い、よく考えられているなと感じました。 すぐに実行しよう!ということで、さっそく当社も法人会員になっちゃいました。皆さんのご注文も承りますよ(笑)☆
~おもてなし感で好印象~
さて、実際の家具展示の方法が右の写真。社会人単身女性の一人暮らしをイメージして作られたお部屋らしいです。なんとここに配置されている家具一式が総額5万円以下というから驚きです。
(写真)新宮店に実際にあります
でも「ここまでしないと空室は決まらないの?」というのではありません。大事なのは、案内の折に、お客様にちょっとしたおもてなし感を味わっていただくことだと思うのです。例えば間接照明をひとつ置くだけ(プチステージング)でも、お客様に気に入って頂きたい!という気持ちです。殺風景な空き部屋より、少しでも温か味を感じる。そんな些細な願いが空室を埋める、大事な要素なのではないかと思います。
イケアでの学び多き1日となりました…。
(写真)セミナー後に、スウェーデン人のポンタスさんと。