2015年2月号(2)これからの賃貸住宅に求められる付加価値とは…

一昨年、ある介護事業者様とご縁があり、売地の仲介をさせて頂きました。

その後、昨年末にその会社さんから購入した土地に新しい形の「サービス付高齢者賃貸住宅」が完成したと連絡があり、早速見学と称して取材に行ってきました。

今回の満室委員会は、そのサービス付高齢者賃貸住宅を取材して、私が感じた事を書かせて頂きたいと思います。一般の賃貸にも参考になると思いますので、最後までお付き合いよろしくお願いします。

 

初めに、株式会社誠心(http://www.aclass-seishin.jp/)という会社を簡単に紹介をさせて頂きます。

太宰府市観世音寺に本社があり、 昨年開催された日本一の高齢者住宅を決める「リビング・オブ・ザ・イヤー2014」でグランプリにも輝いた介護事業者です。

アクラスビレッジ①

誠心の吉松泰子社長はこれまでに、“あらゆる世代が互いに自立し、助け合って暮らす”をコンセプトに「アクラスタウン」や「アクラス五条」等の自立型有料老人ホームを運営され、今回3カ所目となる「アクラスビレッジ」を12月20日にオープンしました。

160坪の敷地内にはオシャレな輸入住宅が立ち並び、部屋の広さ、様々な仕様による全4棟の戸建住宅が建っています。

入居者は月々の家賃の他、管理料、サービス料を支払い、快適な生活ができるのはもちろん、高齢者一人で暮らしても安心な24時間コールも利用できます。

さらに、最大の特徴は“地域型”の賃貸住宅だという事。同社は、アクラスビレッジに隣接するクラブハウスを地域の方々に自由に開放しており、そこを入居者も無料で利用する事ができます。

地域との関わりが徐々に希薄化する昨今、地元の方々と交流する場所を作る事により、そこに 『お互い様』のケアが生まれ、みな同じ町内に住むお隣さんとして支え助け合う事ができる仕組みです。

地域交流

このご近所付き合いによって入居者は一人暮らしでも寂しい思いをせず、例えその後、介護が必要な状態になったとしても、住み慣れた地でこれまで通りの社会生活をおくる事ができるのです。

高齢者住宅というハードの部分だけを提供するのではなく、地域の結び付きや生きがいのある生活というソフト面の付加価値をプラスした、これぞ新たな高齢者住宅の形ではないでしょうか?

シニア夫婦笑顔写真

一方、同社が提供するこの“地域型”高齢者賃貸住宅は地元に住んでいる方々にとっても、メリットがあります。

クラブハウスでは、毎日オルゴール教室や囲碁、将棋、英会話等のサークル活動や各種セミナー等が開催されており、無料で誰でも自由に参加できます。

また、地域有志の方々にアクラス倶楽部サポーターとして様々な運営を任せており、困っている方がいればその場でみんなの知恵を出し合ったり、相談にのって助け合います

これが一番すごいと感じたところです。

 

入居者だけでなく、地元に住んでいる方にとっても困っている人の役に立てるという生きがい、やりがい、喜び、楽しみの場を提供し、何より横のつながりを大切に運営作りをしている事です。

大袈裟かもしれませんが、この生きがい、やりがい、喜び、楽しみこそが私たちの求めている新たな付加価値なのではないでしょうか。

最後に、今回の取材を通して感じた事は、これから切実に形として求められるもの、それはお金で買えない「人と人との結び付き」を通して得られる人間的な感動、成長、体験ではないかと感じます。

SONY DSC

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