2016年7月号(2) AI(人口知能)が未来を変える 賃貸業界はどうなる?

【世界を変えるAI(エーアイ)】

ご存知かも知れませんが2014年にオックスフォード大学の准教授がAI(人工知能)に関する発表をしました。10年~20年後には今の仕事の約47%がなくなるというのです。

その中でも【銀行の融資担当、電話オペレーター、レジ係、ホテルの受付、不動産仲介】等々は、およそ90%以上の確率で消えるそうです(汗)。

確かにハウステンボスの“変なホテル”では、受付がすでに機械化されています

信じたくないのですが、仕事がなくなる可能性は高そうです。鉄腕アトムの世界は、もはや…現実です。

変なホテル1

 

【仲介業界はどう変化していく?】

売買で言うと、ソニー不動産はヤフーと提携して“おうちダイレクト”と言うサービスで顧客の実質的な囲い込みを行っています。

これは売主が自分で自宅をサイトに売家として登録し、①売却時の仲介料が0円 ②売却額の1%(通常は3%)+6万円、サポートに応じてこの2種類から選べます。

発表当時は業界破壊!といったインパクトがありました(思う様に物件が集まっていないようですが…)。

また、別の不動産会社では既にAIを取り入れて価格査定を自動で行っています。

通常、成約事例はもとより日当たりや土地の形・エリア・築年数など非常に多くの要素を考慮して査定を行いますが、それらの膨大なデータを登録した上でAIが判断し、査定額もほぼ正しい価格と言うから驚きです(今のところ都内限定の様です)。AIは想像を絶する速度で進化しています。

 

【賃貸仲介はどう変わる?】

そこで賃貸の変化を①貸し手側②借り手側という二つの視点で考えました。

について。顧客からのお部屋探しの質問は、過去実際にあった質問の膨大なデータの中からAIが的確に返答します。また入居後の一次的なクレーム対応も可能です。

現時点でも技術的には顧客の音声をテキスト文章に変えての検索が出来ると言われていますし、更にはその検索して出てきたテキスト文章を音声に変えて返答をするそうです。

つまり、ちゃんと“人”のように受け答えが出来るのです。ならば人件費も大幅にカットできますね(^^;)。

すでに三井住友銀行ではIBMが開発したAI“ワトソン”の導入が決まったそうで、顧客からの曖昧な質問にも“ワトソン”が入力された膨大なデータの中から検索し、前述のように自然言語で柔軟に対応します。

「機械にクレーム対応は出来んめ~」という固定観念(期待?)は通じません。

 

について。「6万円の2LDK。車は1台で・・・」等と言えば、AIが一瞬で物件をリストアップします。

室内状況はインターネット上の写真や動画でOK。遠隔地からでも“感覚”が分かるVR(バーチャルリアリティー)技術も完成間近のようで、室内の距離感も分かります。ウェアラブルグラス(メガネが仰々しくなったもの?)も今後続々と登場する予感…。

だからもう、案内日時のアポ取りやお出かけ前の身支度の必要はありません。全て自宅で完結します。

室内を見るのは、もはや入居前の“確認”の為だけです(部屋探しのワクワク感はなくなってしまう?)。そして契約手続きでは“申込書・契約書”等の書面もなくなります。申込書ではなく個人情報は虹彩認識(“目”で誰だかわかる)で識別するなんて事に。

なんだか恐ろしい未来ですが、我々に何が出来るか真剣に考えないと生きていけません。

しかし…今はフーフー!言って作成しているこの満室委員会もAIに取って代わられる・・・それを嬉しく感じてしまう私は生きていけないかも?(笑)

 

 

【民泊体験報告】

先月号で触れました民泊。本来なら当社で民泊をしたい所ですが、残念ながら当社の地区では違法。

そこでまずは体験してみよう!という事で、世界で大流行しているAirb&b(エアービー)のアプリをダウンロードして探しました。

すると筑紫野近辺ですぐ近くに発見!!私が宿泊した所は一軒家を改築しており、共同でリビングやトイレ、お風呂を使うタイプでした。

…勿論違法でしょう(笑)

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外国人の管理人さんが家の中を案内・説明してくれて、あとは自由。玄関は暗証番号付オートロックだったので出入りは何時でもOK。

鍵の受け渡しもなければ、宿泊費の精算もアプリで済ませるので、面倒な手続きは一切なし。まさに旅慣れた観光客には手軽でチョー便利。

ここの難点は部屋に施錠が出来ない事。貴重品を置いてのトイレやお風呂は落ち着きませんでした(笑)

当社エリアでも解禁になれば体験した事を念頭に早速実施していきます。

「その時はうちのアパート、いいよ」とお考えの方は是非お声かけ下さい!

民泊レッツゴー!