2016年6月号(1)スマートフォンが家の鍵になる?

takesue初夏の風もさわやかな今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私事で恐縮ですが、先日「太ったね」と言われ、入社当時の写真を見返してみるとショックを受けてしまいました(笑)早速、毎晩ウォーキングを行ってます。千里の道も一歩から!地道にコツコツ歩き続けて、夏本番にはお腹をひっこめたい一心で今日も頑張って歩きます!武末

 

 

もう鍵は必要ない?

最近【IOT(アイオーティー)】という言葉を耳にします。これは、Internet of Thingsの略で【モノのインターネット】という意味です。

日常生活を取り巻く様々なモノと、インターネットを結び付けたモノで、通信・制御を行い、これまで生活に考えられなかった利便性を実現することができるようになります。例えば、外出先からお風呂を沸かしたり、炊飯器のスイッチを入れたり、と色々な事ができます。

その中で、住宅に関連するモノのひとつに「スマートロック」があります。

これは、玄関ドアの鍵を入居者のスマートフォンで開錠できるというものです。入居者は、スマートフォンにアプリケーションを入れておくことで、鍵を使わずに玄関を開け閉めできます。開閉に必要なコードは共有することができ、家族全員が鍵を持たずに外出できます。また、第三者に時間限定の「鍵」をメール経由で送信することも可能です。

この「スマートロック」は、いまや家電量販店で一般向けに販売がされています。価格も2万円前後です。取付もサムターン(下の写真)にかぶせるようにセットし、強力な両面テープで固定します。工具等も必要なく、既存の鍵を利用するので、箱から出して1分程度で取付完了です。

サムターン

 

実際に使ってみました!

早速、購入し使い勝手を試してみました。そこで!実際に「スマートロック」を使用して感じた、メリット・デメリットを皆さんに報告します。

【メリット】

① 開け閉めが楽チン!これは言わずもがなで、スマホをサッとかざすだけで玄関ドアの開錠・施錠ができます。商品によっては近づくだけで開錠できる物もあるそうです。荷物がいっぱいの時は便利ですね!

② 鍵を開ける権限を渡すことができる。友人や知人へ、自由に鍵の開錠・施錠をしてもらう事が可能になります。日時の制限を付与することもできます。例えば、部屋の案内に置き換えてみると、空室の内覧希望者に権限を与える事で「自由な時間」に「営業担当者と同行せずに」内覧ができるようになります。お部屋探しの自由度が大幅に上がります。

③ 誰がいつ入退出したか、データを取れる!

ここは特にお伝えしたいところです。上記②で、鍵を貸し出したお客様のデータを把握できます。

なので、空室のステージングが盗難にあったり、盗んだカードで買い物をし、荷物の届け先場所を空室にして受け取る等の防犯対策になります。

 

【デメリット】

① スマホを無くしてしまうと開錠できなくなる。「スマホ」=「鍵」なので、紛失してしまうと新たなスマホを用意する必要があります。また、紛失や盗難にあってしまうと、知らない人が侵入する可能性もあります。でも、アプリのロックやパスワードを設定することで対策ができます。

② 電池が切れたら使えなくなる。「スマートロック」と「スマホ」どちらも電池で作動するので、万が一電源が切れた場合は作動しなくなります。ちなみにスマートロックの電池残量が少なくなると、スマホにお知らせしてくれる機能が付いた商品もあります。

 

【最後に】

今回、実際に「スマートロック」を使ってみての感想は「便利だけど、ユーザーの慣れも必要になる」といったものです。数年後、この商品が普及し「スマートロック」が当たり前になった時は、賃貸物件の内覧スタイルは、今とはずいぶん違ったものになるかもしれません。

スマートロック