2017年1月号(2)ご存知ですか?「不動産テック」!!

今話題の「FinTech(フィンテック)」とは?

皆さま、FinTech(フィンテック)という言葉をご存知でしょうか?これは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた米国発の造語のことです。主に、スマートフォンを使う決済や資産運用、ビッグデータ、人工知能(AI)などの最新技術を駆使した金融サービスを指します。

フィンテックの到来で送金手数料が無料になるなど、この変化に対応し、大手メガバンクがフィンテックに自ら飛び込んでおり、これから金融業界が大きく変わっていきます。

「不動産テック」も生まれる(笑)

フィンテックに便乗して「不動産テック」という言葉も生まれました(笑)。例えば、お部屋探しのお客様向けの「人工知能チャット質問」では、興味をもった物件を登録してチャットで質問をすると、営業時間内外を問わず24時間、人工知能が即座に問い合わせ対応をしてくれます。まるで人間が対応しているかのように、スムーズなやり取りが可能となります。

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ソニー不動産の「不動産賃料推定エンジン」では、物件の所在地、立地、築年数、所在階、間取り、広さ等の様々な情報を元に、月額賃料をビッグデータ解析と機械学習によって自動で推定します。世界的に見てもIT化が遅れている我が国の不動産業界にイノベーションが起こりつつあります。

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足元にも変化が…。

昨今の不動産サービスは、従来の不動産検索や仲介、物件管理などに留まらず、データ提供、評価、分析、バーチャル内見、IoT、マーケティングなど多様化しており、「不動産テック」は業界のトレンドになるでしょう。実は国土交通省が不動産の物件情報・地域情報を統合した「不動産総合データベース」の構築を進めており、福岡市では既に試行運用が開始されました。

個人情報保護法との課題をクリアして、オープンデータとしてのビッグデータが徐々に整備され始めており、不動産業界もこれから様変わりの予感です。

業界の今後は?

この様に、人工知能が大量のデータを自動で解析し分析や判断に活用できるなど、不動産テックは今後、大きな発展が期待できます。不動産取引における不透明感も解消されていくでしょう。
しかし、ITをコントロールするのは私たち人間です。自動車が便利な道具なのか?危険な鉄の塊になるのか?使う人によって異なるのと同じです。私たちが学ばなければビッグデータや人工知能を使いこなすことはできません。また併せて、マンション傾斜問題などで、大手神話が崩壊した昨今、「口先だけでなく、お客様のことを心から考えて実践でき、本物としてそれを伝えられる企業」であること、それが生き残りの条件だと考えています。