2017年4月号(2)もはや物件をバーチャルできる「VR案内」時代に…!?

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少し前に世間で話題になった「360℃カメラ THETA」を購入しました。THETAの存在は以前から知っていたのですが、なかなかTHETA以上のアイテムが出なかったので、仕方なくついに購入に踏み切りました。

この「THETA」を使うと、1回のシャッターでカメラの周囲360℃全ての景色(全天球画像)を簡単に撮影することができます。大手の賃貸サイトでも360℃が見渡せる「パノラマ画像」として既に導入がされています。

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かつてはプロが大掛かりな専用の機材を使って撮影していたこの全天球画像ですが、今では素人でもスマートフォンのような感覚で、誰でも簡単にワンショットで撮影することが可能となっています。

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この「THETA」、一般的には全天球画像を撮影する機材と思われていますが、実は静止画だけでなく、全天球動画の撮影も可能です。

では、動画を撮影すると一体どうなるのでしょうか…?

答えは、動画+パノラマ画像という何とも不思議な状態になります。動いている映像上でマウスを動かすことで、周囲をグルグルと見渡すことが可能になります。

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スマホに至っては、天地や方角をスマホが認識して、スマホを動かすだけで実際の天地や方角を表示してくれます。画面を見ながら動くだけで、まるで実際のお部屋を見ているような状態になります。
※Youtubeアプリで「青山地建 パノラマ」と検索

バーチャル(VR)で案内をするという時代がすぐそこまできています。どういうことかと言いますと、このパノラマの技術を使ったVRゴーグルとVR案内システムを用いてお部屋の案内をするというものです。VRで見ている映像は営業担当者の手元のPCで確認でき、物件内の場所を切り替えることで営業担当者が視界をナビゲートしながら案内を進めることができます。

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実は先日、このVR案内システムが宅建協会専門委員会で実演されました。まだまだ実務には難ありとのことですが、さらに進化をした実用的なVR案内システムがすぐに出てくることでしょう。

VR案内を導入することで、入居希望者は実際に現地に行くことなく短い時間でお部屋を見学でき、これまで案内に掛けていた時間が大幅に短縮されます。

また、近年では消費者がVR案内のようなサービスを提供しているサイトを優先的に選ぶ傾向にあるようです。

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VR案内を導入している会社はまだ少ないと思いますが、あっという間にこのパノラマ動画を使った営業は当たり前となる時代がやってきます。

VR市場が成熟していけば、将来の不動産会社はこのVR体験をする為の映画館のようになっているのではないでしょうか?これからも引き続きVR案内の可能性を模索していきたいと思います。