2019年7月号(1)物件の魅力向上!今だからできること!!

前々回、物件の魅力向上ということで宅配ボックスのご紹介をさせていただきました。今回はその第2弾ということで、「インターネット無料」です。下図のランキングを見ても単身者向け、ファミリー向けいずれも前回に引き続き堂々の1位ということで、特に関心の高い設備となっています。中でも合わせて検討したいのがWi-Fi(ワイファイ)対応の環境を整えるという点です。今はスマホ社会。ネットでの調べ事でも今ではパソコンを引き離してのスマホ利用率は日本全体の85%超。パソコンは持たずともスマホでインターネットをする人がほとんどです。そこで役立つのがWi-Fiです。

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正直、私自身以前は、そこまで必要だとは考えていませんでした。使いたい人が契約すれば済むことだと考えていたからです。ただ数か月前に起こった”事件”が私の考えを変えるきっかけになったのです。それはスマホ買い替え直後でした。というのも新しいスマホにデータを移行したり、大容量のアプリ、とりわけよく使うラインのアプリ等をダウンロードするのは、良好なWi-Fi環境下でないとできなかったのです。
”えっ!今まで使えたものが果たして同じ様に使えるのか?”この恐怖に耐えられなかった私は、もう夜も遅かったのですが、近くのコンビニに行きました。今やコンビニはWi-Fi無料エリアです。もちろん店内ではなく駐車場でしたが、それでもダウンロードの為、小一時間は居ました(^_^;)そこで思ったのです。「我が家にもWi-Fiがあったら…」と。実は私、青山地建の管理物件に住んでます!インターネットは私個人で引いてますが有料で、更にWi-Fiも追加しようと思えばできましたが、ガラケーだった私は、機器を購入してまでの必要性を感じていませんでした。これだけ身近にWi-Fi要求をされる状況があるのなら、もっと入居者目線で考えても良かったかなと正直思いました。
その後、私自身もWi-Fiに対応したインターネット無料について、調べてみました。すると以下のようなメリットがあるようです。

ほとんどの場合で通信速度が速い。その速度は携帯会社の通信に比べて数倍。
パケット通信料金が節約できる。携帯会社のパケット通信量には上限があり、これを超えると一気に通信速度が低下し、快適に接続するには追加料金がかかります。Wi-Fiで通信するとパケット通信量は消費しません。
③スマホ、パソコンなど複数台の機器を同時に楽しむことができる。

このようにWi-Fiを導入することによりスマホが快適に使用できるのです。もう少し具体的に例を挙げると、今回私はダウンロードが出来なくて困りましたが、今は「ストリーミング配信」が主流になっています。この二つはよく対比されますが、ダウンロードとは、例えば動画のデータをインターネットを通じて自分のスマホに保存することです。動画を観る時には、スマホの記憶領域に保存されたものを再生します。通信料は動画データを記憶させる時しか発生しませんが、スマホの記憶領域は消費します。それに対しストリーミング配信は、動画サイトに掲載されてる動画データをインターネット上で再生するものです。スマホの記憶領域は消費しませんが、動画再生中は通信料が発生します。スマホ利用者にとっては使用状況によって両方をうまく活用し、記憶領域も通信量もうまく節約できればと考えるのです。またこの度あのiTunesが、サービスを終了するというのです。iTunesはこれまで音楽のダウンロードサービスで有名でしたが、今は「アップルミュージック」などのストリーミング配信の方に人気が高まり、利用人口が減少しているからというのが理由のようです。さらに保存されたデータの転売、贈与等の企業利益・商品価値の流出を防ぐという企業側のねらいもあるようです。この社会の流れの中で、その環境が整えられていないのは、少しヤバいのかなと思います。
そこで導入例も調べました。下記がその事例ですが、通信速度も満足の1Gbpsです。個人で引くとインターネット料は月額約5,000円程度。その料金がかからないとなると入居条件としてはかなり有利になるはずです。仮に賃料約2,000~3,000円のアップでも十分にペイできる金額です。これは、ご検討の価値ありですね!

導入事例 1

8戸アパート(1DK)の場合
7年リースプラン
(初期費用0プラン)
月額利用料金 17,200
(内訳:リース料 6,000円ランニング費用 11,200円)

導入事例 2

8戸アパート(1DK)の場合
初期費用一括払いプラン
(初期費用 150,000円)
月額利用料金 11,200円
(内訳:ランニング費用11,200円のみ)