2020年8月号(2)アフターコロナ~不動産業界はWEBの世界とその先へ~

●パソコンやスマホでインターネットの世界へ出発進行~~

良し悪しは別にして、不動産業界でもこの流れはもう止まりません。
そうです。インターネットの世界です。
グーグルCEOのスンダー・ピチャイ氏は
「コロナによって2年かかる改革が2か月で急速に進むことになる」
と言ったそうです。
確かにこの地方都市の筑紫野・太宰府ですら、
今までと同じやり方にはもう戻れない、同じ考え方では通用しないと感じています。


そこで、初歩的過ぎてお恥ずかしい限りですが
「そうだ!オーナー様とオンライン呑み会をしよう!」
と企画し先々月号でお知らせしたところ、
なんと3名ものオーナー様に参加いただきました。
話も盛り上がり、気づけば2時間が経過していました。
ご参加をありがとうございました。
その話の中で30人以上でWEB同窓会もやってると聞き
“未知の世界”はとてつもなく広がっている事を恥ずかしながら知りました(汗)
しかし仕事で“知らなかった”は通用しません。
弊社でも様々な取り組みを開始します。

●WEB内覧・WEB申し込みを改めて準備中です(^^)v

手前みそで恐縮ですがかつてDIY賃貸が東京で流行した時、
いち早く弊社でも募集を開始しました。
また国交省が、IT重説の実験をしたい不動産業者を募集した際も、名乗りを上げました。
刻一刻と変化する賃貸市場、一般消費者のニーズやウォンツも同様に変化します。
ですので我々も適応する為に、このようなに挑戦をしてきました。
ただ…DIYはうちの商圏ではニーズはほぼない状態でしたし、
IT重説も人情味厚いお客様が多いからなのか
「あおやまさんに行きますよ♪」と言ってくれる方が多く、皆無でした(汗)
なのでコロナの時期は飛沫感染防止の名目で、
来店されたにも関わらずお客様は1階に、
重説をする取引士は別の部屋にいて、
それぞれPCを通して、無理矢理な感じで重説を敢行しました(笑)
また、WEB内覧も実はひそかに(?)数年前からやっておりまして(^^;)
ホームページにも掲載していましたし、
ご案内アポイントが取れたお客様には
「ご来店されなくてもスマホでお部屋が見れますよ~」とお知らせはしていました。
ただこちらも…皆無。
ですので今後は“リモナイ”と銘打ち、リモートで内覧が出来る事を改めて打ち出す準備をしています。
それと並行して、紙の申し込みをやめてWEB申し込みへの変更まで一気呵成に準備中です。
数年後は紙での申し込みが昔話のようになっている。
そんな危機感を抱いています。

●DX(デジタルトランスフォーメーション)2.0へ

しかしWEB申し込みで満足していたらこれまた時代に置いて行かれます。
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは
進化したデジタル技術を浸透させ事で人々の生活をより良いものへ変革する事
と言われています。
つい先日まで「DX!DXが大事だ」と言われていたかと思ったら、
今はDX2.0だそうです。
つまり『進化したデジタル技術を使っています』という状態から、
有効に使いこなしています』という状態に、
もう変化していかないといけない、と言われています。
率直な感想として、ううっ、早すぎる…。
そう思わずにいらせません(笑)
もはや街のいち不動産屋が手を出せる領域を超えている気もします…。
しかしここが分岐点。
うちは、街のいち不動産屋レベルを超えていきます。
これからもどうぞご期待下さい。

●弊社近くの高尾川河川工事、ついに、ついに完成!!

何十年も苦しめられてきた川との戦いが、ついに終止符!!
これは地元民には一大ニュースですひそかに私は興奮しています!
この二日市は大雨でたびたび冠水し、下の写真のような大変な目にあってきたんです。

管理物件の飲食店さんもたびたび床上浸水等の被害にもあわれましたし、
そういったテナントを貸す場合もなかなか借り手がつかず、
賃料も必然的に安くせざるを得ません。
しかし!なんと川の下にトンネルを作り、
川の水の増量時にはトンネルに流すという壮大なプロジェクトがついに完成!

これで大雨の日も枕を高くして寝れます。