2020年9月号(2)アフターコロナより、ウィズコロナ?

7月18日、新型コロナウイルスの感染者は、緊急事態宣言解除後、最多となる、
全国で664人と発表されました。都心だけでなく、地方でも感染者数が増加し、
政府肝いりの【GO TOトラベルキャンペーン】も、東京都内の宿泊や、
東京都在住者を除外することになりました。

この事からもわかる通り、コロナの影響はまだまだ続くことになりそうです。
そしてその結果、賃貸や売買での物件探しにも、若干影響がでています。
今回は、コロナの影響で変わりつつあるニーズをご紹介させて頂きます!

●テレワークの意味、ご存じですか?

コロナの影響で大きく変わった事の一つに、テレワークがあります。
このテレワークとは、「tele=離れた場所」「work=働く」という意味を合わせた造語です。
(恥ずかしながら、私は「電話で仕事」と思い込んでました…)
職場から離れて仕事を行うことを指し、在宅勤務の意味もあります。
そもそも、政府は2020年に開かれる予定だった、オリンピック時の交通機関の
混雑を緩和する為、これを推進していました。しかし、コロナの感染拡大を受け、
感染予防の観点から、時差出勤やテレワークを推奨し始めたのです。

しかし、現場では、社内制度やインターネット環境が整っていないと言う理由で、
テレワークを希望しているが、できない人も大勢いるのが現実です。
そこで政府は、昨年12月に終了していた補助制度を再開しました。
このような背景もあり、これまでは「いつか、在宅勤務ができれば良いなぁ」から
「在宅勤務せざるを得ない」
へと、企業の取り組み方が大きく変化しました。
正に、先月号でも紹介した「コロナによって2年かかる改革が
2か月で急速に進むことになる」という状況になりました!

実際に、テレワークを体験した人の声から、下記のようなメリット・デメリットが見えてきました。

メリット
●通勤時間の減少。
●ストレスの軽減。
●家族との時間や、趣味の時間を確保できる。

デメリット
●仕事に集中できない。(子供や趣味に目移りしてしまう)
●管理者がいないと自己管理ができず、結果として、成果に結びつかない。

上記から分かる通り、テレワークの魅力は、
なんといっても場所を選ばず仕事ができることです。
だから、街中の至る所に仕事ができる快適な空間
(スタバの様なシェアオフィス?)が出現してくるでしょう。
そして、家では仕事に集中できない、というデメリットに対し、
ワーキングスペースが確保されている物件に人気が集中しそうです。
また、そのスペースが確保できない場合、自宅近くの単身者向け1Rを、
セカンドハウスにする。また、いっそのこと、家賃や価格が安い物件。
即ち、郊外への引越しを検討する、職場に縛られない【街選びの自由化】が進むのでは?
このような需要が今後、実際に求められるのではないでしょうか?

●この難局を乗り越える!

このような、働き方の変化により、就業を諦めていた子育てママによる再就職や、
在宅ワークの障がい者の雇用も進むことが予想されます。
つきましては、改装の際に半個室のようなスペースを設ける、
無料インターネット設備等、今後、お部屋探しで求められるであろうモノを
準備する事も、アフターコロナにおける入居促進対策ではないでしょうか。

最後になりますが、毎日コロナの話題を聞かない日はありません。
現状では、まだまだ、収束までに時間がかかりそうです。
もはや、アフターコロナと言うより、ウィズコロナ(コロナと共に)として、
ピンチをチャンスに変えていく必要があります!