繁忙期が終わり4月に入りましたが、おかげさまでまだまだ忙しくさせていただいてます^_^;私たちの会社もここ数年間の入居率を見てみると年々良くなっており、今年3月末の時点で最も良い数字を出すことが出来ました。ここまでの取り組みが実を結んできたのだと思います。ただ100%になっていないところがまだまだ力不足な部分で、皆様への提案など十分に伝えきれていないところです。そこで今回は比較的容易に物件価値向上が望める設備をご紹介します。これからお部屋を探す方だけでなく、既に入居されてる方へのアピールにも効果大だと思います。
宅配ボックス!~需要急上昇!リーズナブルに物件向上~
今回オススメするのが宅配ボックス。これまでも本紙で取り扱ってきましたが、ご存じの通り配送業者が受取人不在時に荷物を入れておき、受取人は空いてる時間に荷物を取り出すことができる設備です。これが今特に「欲しい設備」として大変注目されています。正直に言うと私自身、そんなに必要なものなのかな?と半信半疑でした。しかし今春新しく管理をお任せいただいた物件での宅配ボックスの稼働状況を目の当たりにして、やっぱり必要なんだと実感しました。そこで、宅配ボックスの魅力について調べてみました。
【商品例①】集合住宅タイプ(8世帯用)
2列8メールボックス4宅配ボックス。価格(定価):約42万円※施工費別
→世帯数に応じて増減出来ます
【商品例②】集合住宅タイプ(2世帯用)
1列2宅配ボックス。価格(定価):約12~13万円※施工費別
→お手軽にお試しできるサイズです。
【賃貸物件設備ランキングでは常に上位の人気商品】
分譲マンションでは、既に標準装備となりつつある宅配ボックス。その便利さが話題となり、賃貸マンションだけでなく戸建住宅においても、今や欠かせない設備として認識されています。なぜそこまで人気があるかというと・・・
①到着時間を気にせず受け取れること!
家にいる時間が限られている単身者や共働き世帯に重宝されます。
②セキュリティーの向上!
荷物をボックスに入れることでドアを開けなくても受け取れます。単身女性やこどもでも安全安心です。
③インターネット通販の需要増加!
これに合わせて、宅配ボックスの需要も増え続けています。配送業者不足の問題もあり再配達を防ぐのにも役立ちます。あるモニター調査では、再配達率が49%から8%に下がったという結果もあります。
上記理由から、2018年の「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる」TOP10では、単身者向けで堂々の2位にランクイン。またファミリー向けでも4位ということで部屋選びの際に注目する、重要なポイントとなっています。
④退去抑制とコストパフォーマンス
お部屋のリノベーションなど、「入居対策」に目が行きがちなのですが、今、住んでいる方に長く住んでもらう為の、「空室対策」も非常に重要です。お客様満足度の高いマンションを目指すことで、退去抑制にも効果があります。また共用部分に設置する宅配ボックスならば、各部屋にそれぞれ設置する設備に比べ、リーズナブルと言えます。
⑤検索サイトで選ばれやすい物件に!
部屋探し時の情報源として、みなさんが利用する物件検索サイト。「でも登録物件が多すぎて、私の物件を見てもらえない」と思われる方もおられるでしょう。ところが現時点の各種ポータルサイトの検索条件は‘設備検索’もあり、勿論この宅配ボックスも追加されています。従って導入すれば結果として、差別化を図れます。 このように宅配ボックスには荷物の受け取りだけでない魅力がたくさんありました。繁忙期が終わった今だからこそ、建物全体に目を向けられる時期だと思います。まずは、宅配ボックスの設置を検討してみてはいかがでしょうか。