2023年1月号(2)宿泊事業、次のステップへ!

2019年10月に営業を開始した我が社の宿泊施設「AO太宰府」。
増加が想定されたインバウンドを見込んでスタート。
しかし、ご存じの通り旅行業界はコロナ禍で大打撃を受け旅行者は激減してしまいます。
しばらくは辛い時期が続きました。
しかし先々月11日以降、訪日外国人観光の個人旅行が許可され、
旅行での入国が査証免除で可能となり、そして入国者数の上限も撤廃されました。
更に全国旅行支援も追い風となり、ここ最近は、お客様のご予約もコロナ禍の頃と比べれば爆増しています。

そこで以前から計画を練っていた宿泊事業の第2弾!
当社所有の1R物件【ハイデンス青山】をコンバージョン(用途変更する事)しました。
きっかけは就労支援を行う一般社団法人の賃貸借契約に伴う自動火災報知機の設置でした。
AO太宰府との違いは建物全体を宿泊施設にするのではなく賃貸物件の空室を民泊に利用することです。
つまり、この運用ノウハウが確立できれば皆様に提案できるようになります!
今回は【ハイデンス青山】の空室を民泊仕様にする為、
実際に行った申請手続きや宿泊部屋の準備をする中で見落としがちな点、
気をつける必要がある点を、ご紹介させて頂きます。

まず民泊を始めるには様々な種類の申請書類を準備しなければなりません。
その中でも【消防法令適合通知書】を準備するのに費用がかかりました。
これは宿泊施設の許可申請をする際、
宿泊客の安全を確保できる十分な消防設備が揃っている事を証明する書類です。
この書類を出してもらう為、消防署から指導をしてもらいます。
消防設備が不足している場合は新たな設備の設置をしなければならず
(自動火災報知設備の設置等で費用が高額になってしまう事も!)
また不適合な素材が使用されている場合は、これを改善しなければなりません。
消防法令で、どちらも問題なければ大丈夫です。
今回は後付けの1階倉庫壁(木材)が不適合と指導を受けました。
つまり壁を除去するか、不燃材料(石材等)でやり替えなければなりませんでした。
壁の除去なら25万円弱、やり替えなら150万円弱。
「倉庫がなくなるのは痛い、しかし費用で見ると…。」と迷った挙句、壁を除去することにしました。

↓Before

↓After

続いて宿泊部屋の準備です。改装工事は普段、
皆様もされてある賃貸物件の入居前改装と、ほとんど変わりありません。
しかし改装工事後は必要な備品を設置しなければならず、ここからが大変でした。
ベッドやテレビ、三段ボックス等の大きな物から、タオルやゴミ箱等の細かい物まで多種多様です。
運用しながら不足している備品や、宿泊客からの要望があれば検討し、
その都度、買い揃えていく予定です。ちなみに費用合計は一部屋当たり約15万円でした。
しかし、それなりに経年劣化した部屋に新品の家具や電化製品を入れるのも勿体ないしアンバランス。
そこでコスト削減を兼ねて、太宰府市国分にある、フリーマーケット「アシベ」へ!
↓写真のソファは3,300円姿見は600円でした!激安です!


↑代表である車掌が写っております♪

そして、これから実際に宿泊が稼働し始めると必要になるのがオペレーションの仕組みです。
チェックインやチェックアウト時の対応方法。退出後の清掃はどうするのか等々、
他にも考えておかなければならない事が山の様にあります。
特に清掃については、それ専門のリネン会社に発注するのは、
稼働率の不足で利益を確保できないと心配です。
弊社では最近TVCMで流れているTimee(タイミーを利用してみたり、
その民泊物件の入居者で働いてくれる方がいないかと試行錯誤を重ねている最中です。
清掃できる人がいない時は、このガネシュが率先して頑張っています。
以前も紹介しましたが、彼は特定技能外国人でも、ましてや実習生とも違います。
「高度外国人材」という観光宿泊専門として長期雇用で勤めているネパール人なのです。

※Timeeとは、すぐ働きたい人と、すぐ人手がほしい事業者をマッチングするネットサービス。
 面接等をせず時間を有効活用できる。
タイミーHPはこちら