世代の移り変わりとZ世代の特徴
最近“Z世代”という言葉をよく耳にしますが、オーナーの皆様はご自身が何世代かご存知ですか?移りゆく時代の流れとともに世代の呼び方も変わってきています。古くは1945年頃からの「団塊の世代」から始まり、「新人類世代」、「就職氷河期世代」「ゆとり世代」などその世代の特徴に沿った名前がつけられてきました。皆様も何かしらの世代として扱われたのではないでしょうか(笑)ちなみに私はゆとりで生まれゆとりで育ちました。
そして本題のZ世代とは、主に1995年から2015年までに生まれた世代で、最初のデジタルネイティブ世代という、生まれた時、物心ついた時からインターネットやスマートフォンのある環境で育ってきたため、今迄のどの世代とも違う価値観や思考を持っていると言われています。
インターネット社会になったと言われつつも、スマートフォンが本格的に普及するまでは、とりあえずお店に足を運んで、担当してくれた営業マンから提案してもらった情報の中から選ぶ、という人がほとんどでした。つまり、営業さんの人柄や知識が重要視されていたのです。しかし、インターネットやSNSを駆使しているZ世代は、商品やサービスは情報取集してから購入するのが当たり前になっています。
ブランドよりも、自分の価値観に合った製品であるかを重視して商品を選ぶ傾向があり、自分でさまざまな通販サイトを使いこなし、最初にしっかりと時間をかけ自分にぴったりの商品を見つける傾向にあるようです。物件探しも同様に、ネットで熟考した上で「実際に中を見てみたいです!」と来店されます。
私が8年間賃貸営業を経験した上でも20代の人達は、賃貸サイトやアプリを閲覧している段階で、ある程度具体的に物件のイメージを掴んで、正確な情報や口コミを入手して、物件選びの失敗を避けようとする傾向があると感じています。確かに紹介されるまま、たくさんの物件を見に行ったり、何度も不動産屋さんに足を運ばなくていいので効率的ですね(笑)。そのため弊社も物件をネットに掲載する際は、なるべく多くの写真や、360°見れる画像、1分ほどの紹介動画も掲載するようにしています。またお客様に少しでも安心してご来店していただけるよう、ホームページには社員の顔写真とともに自己紹介文を掲載しています☆
ではそんなZ世代、インターネットやSNSで物件を探す時、どこを重視しているのでしょうか?
コスパ・タイパ・スペパ
従来、賃貸物件を選ぶ際には、築年数や広さ、駅からの距離などが重視されていましたが、最近の若者は、これらの要素に加えて、コスパ、タイパ、スペパを意識した物件選びをする傾向にあります。コスパ(コストパフォーマンス):家賃や初期費用を抑えながらも、快適な生活を送りたいというニーズから、家賃の安い郊外物件や、初期費用を抑えられる物件など、家賃よりもどれだけ趣味にお金を投資出来るかを重視します。次にタイパ(タイムパフォーマンス):移動時間や家事にかける時間を短縮できる立地や設備が重視されます。その為、駅近物件や、スーパーやコンビニが通勤や通学などと同じルートに
ある物件が人気です。また、リモートワークに対応できるような、デスクスペースやインターネット回線完備の物件も注目されています。最後にスペパ(スペースパフォーマンス):多様なライフスタイルに対応できるように、収納スペースが充実している物件や、間仕切りを使って自由にレイアウトしたり、推し活スペースが確保できるかを見られています。最近ミニマリスト(物を減らして必要最低限のものだけで暮らす人やそのライフスタイルを指す言葉。) が増えてきているのもスペパを意識した人が増えている証拠ですね。
このように世代による価値観の変化は、賃貸市場にも大きな影響を与えています。私たち不動産会社は、多様なニーズに応えるため、不動産も世代に合わせた設備設置や、仕様に変化させていくことが必要になってきます。お部屋探しをされる方がZ世代や更に次のα世代が増えていく中で、新たなタイプの物件を模索したり、その時代、そのお部屋に合った設備や改装が提案できるよう、私たちもマーケティングや勉強を継続し、ご提案します。物件リファインで“未来永劫満室”を目指します☆



