車掌おすすめの一冊
「できる!きっとだいじょうぶ!」大人も学べる一冊
街中のとある書店の前で、ふと目に止まった一冊の絵本。
それはまるで私に読んで欲しいと語っているかのように、
表紙をこちらに向け店頭に並べられていました。
手にするとそれは、アメリカでは誰もが知っているロングセラーで、
世代を越えて読みつがれている絵本との事。
ついつい購入してしまいました。
この話のあらすじは、おもちゃやおかしを子どもたちに届けようとしてい
た機関車が、途中でこわれて動かなくなるところから始まります。
一緒に乗っていたおもちゃたちは、通りがかりの機関車に助けを求めます
が、だれも助けてはくれません。
ついに、おもちゃたちは泣きだしてしまいます。
そこに一台の小さな機関車が通りかかり、同じように助けてと頼まれるの
ですが、その機関車は、今まで大きな山を登ったことがなく、
「自信ない・・・」と不安げに言います。
しかし、おもちゃたちの涙と、山の向うの子どもたちのことを考え
「よし!やってみよう!」と一大決心をします。
そして、沢山の荷物を抱え、はじめての山登りに挑戦します。
「だいじょうぶ!きっとできる!だいじょうぶ!」
とのおもちゃたちの声援は徐々に大きくなり、ついにこの小さな機関車は
山を越えることができました。
私たちも「やったことないし、自信ないな・・・」なんてことは日常よくありま
す。でも誰かの為に!と思うと「よし!やってみよう!」と思えます。
この絵本の
「だいじょうぶ!きっとできる!だいじょうぶ!」=「I think I can」
は、私たちが大切にしている合言葉で、自分の可能性を信じ挑戦することの
大切さを教えているのです。
こどもたちにも是非、読んであげたいお勧めの絵本です。